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Produced by 相模南不動産事業協同組合 メールマガジン委員会 | |||||||||||||||||||
Vol. 87 2013年12月号 2013/11/29 |
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【宅建相模南支部】 | |||||||||||||||||||
□ | 宅建相模南支部・佐藤支部長からのご挨拶 | □ | 宅建相模南支部からのお知らせ | ||||||||||||||||
□ | 支部顧問・伊藤弁護士からの耳より情報 | □ | |||||||||||||||||
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隣地との境界のフェンス設置が違法となる場合 隣地との間にフェンスを設置する場合に,設置する側は自由な高さで設置できるものでしょうか。 この点,隣地との間に,高さ5.5メートルのフェンスを設置した事案について,東京高裁平成13年12月26日判決があります。 この事案では,フェンスの設置者は,プライバシーの侵害を心配して,5.5メートルものフェンスを設置したものですが,裁判所は,本件フェンスの設置による採光の阻害,心理的圧迫感,恐怖感は極めて強く,相手方の被る被害・不利益は相当深刻かつ重大であるとし,本件フェンスの設置は,異常かつ過剰な反応であり,社会通念上相当と認める範囲・限度を逸脱した行動であって相手方等の人格権を侵害する違法行為であると判示しました。 そのうえで,土地の地表面から高さ2メートルを超える部分の撤去を命じました。 これに対し,隣地との間に,高さ1.8メートルのフェンスを設置した事案について,東京地裁平成23年11月10日判決では,フェンスの撤去を認めませんでした。 この事案では,撤去を請求した隣地所有者は,フェンスにより公道への見通しが妨げられ,生命身体に対する侵害の現実的可能性が増大したなどとして,公道への入口部分のフェンスの撤去を求めました。 しかし,裁判所は,フェンス自体が一般的な形状のものであって,電柱の間から公道を視認することができるので,危険性が増大するとは言えないとして,フェンスの撤去請求を棄却しました。 フェンスの高さには,明確な法規制はありませんが,これらの判例が参考になると思われます。 |
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<平成25年度第2回市税滞納処分による不動産公売のご案内> 公売広告予定件数
日時:平成24年12月5日(木) 午後1時30分~午後2時 場所:相模原市立産業会館 多目的室(地下1階) 【お問合せ】 相模原市 企画財政局 税務部 債権対策課 市税整理班 市税整理班公売担当 電話:042-769-8301(直通) メールアドレス:saiken-t@city.sagamihara.kanagawa.jp ※詳細につきましては、電話または電子メールによりお問合せください。 <神奈川県警 来たる!!> 反社会勢力に対する取り締まりは、法の整備と警察の努力により減少してきているとはいえ、依然として事件・事故は散見されております。特に不動産業界においては多額な金銭が流れることにより、事件・事故は後を絶たず人的被害まで起こすに至っています。 このような状況の中で、不法入居者、居座り、家賃の滞納者等は貸主オーナーやその管理者においては喫緊の課題として捉え、事件・事故の未然防止に努めなくてはならないことから今回神奈川県警の協力の下、その事例と対応方などについての講演会を開催しますのでご案内致します。 なお、この講演・講習会は宅地及び建物の流通の円滑化を図り、公共の福祉の増進に寄与するため実施しますので一般消費者、特に貸主オーナーさんにおいては今後の経営の糧になると思いますので奮ってご参加下さい。 ※参加希望者は事務局まで電話をお願いします。 日時:平成25年12月10日(火) 午後 2:00~4:00 場所:ホテルセンチュリー相模大野8階 <支部便り> 11月に定期配布致しましたガイドブック「はじめての一人暮らし」について更にご希望の方は在庫がございます。又不動産手帳は1冊を配布致しましたが、従業員等でご希望の方は在庫僅少ですので先着順で有料にてお分け致します。事務局まで申し込みください。 写真の「空き巣・防犯」のステッカーが新しくなりました。古くなり焼けてしまった方、又管理物件や駐車場への掲出を予定している方は事務局までご連絡下さい。 ![]() <支部職員の紹介> 水野由実です。一つ一つの仕事を丁寧に、かつ、スピーディーに行いたいと思っております。 まだ、不慣れな事が多々あり、いろいろとご迷惑をおかけすることがあると思いますが、よろしくお願い致します。 ![]() |
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【相模南事業協同組合】 | |||||||||||||||||||
□ | 事業協同組合・大塚理事長からのコメント | □ | ITコラム | ||||||||||||||||
□ | 事業協同組合からのお知らせ | □ | バナー広告 | ||||||||||||||||
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さて、今年もいよいよ押し詰まって参りました。 11月は、と云いますと・・・ <11/4・・・座間のふるさと祭り> 小生、所要が生じ参加できなかったのですが・・・、あいにくのお天気だったようですが無事、つつがなく勤められたようです。何年振りかに全日さんの座間の会員さんの参加も見られたようで、それはそれで結構な事ではなかったかと思います。 <11/7・・・顧問議員団との懇談会> 支部政策推進委員会(奥津委員長)が主催する恒例の顧問議員団との懇談会が、ラクアルオダサガにて開かれました。支部・組合の役員・理事が参加し国、県、市に対する要望をぶっつけ議論を交わす催しです。 今年の懇談会は、会員・組合員からの要望がより身近なそして業務に直結するようなものが多く、かなりの熱気を持った白熱した議論の展開が見受けられ顧問議員の先生方も真剣に答弁をされ、これまでの単なるセレモニー感覚とはチョット違った趣を感じました。 特に、平成27年・28年中に行われるであろう市街化区域・調整区域の線引きの見直しについて、東大沼、西大沼、御園、双葉、大野台の一部のあり方、調整解除に向けての具体的な施策とうについて今後、議員と会員・組合員が大いに協力して行政に働きかけ、提案・活動の勉強会を通じやっていこうという話も盛り上がりました。 <11/15・・・講演 「遺言」・「任意後見」・「尊厳死宣言」について> 本部女性部会主催による上記のタイトルに「老後の安心設計と公証役場の活用」と銘打った講演が、平塚公証役場 公証人麻生興太郎氏を講師に迎え行われました。 当支部からは佐藤富士子本部理事をはじめとするレディース委員会の面々が活躍されていました。 講演は「遺言」のいろんな例、そして遺留分についての内容や遺留分の放棄、相続、及び相続分の放棄等の意味合いを勉強すると共に、これからの長寿社会において我々不動産業者がいくつも直面するであろう「後見」の問題に対し、「任意後見」という角度からの解説等、更に「尊厳死宣言」・「事実実験公正証書」の例などの資料も併せて行われ、「公証役場」をより身近に、そしてより有効に活用し業務の一助とするためのヒントを頂いた気がしました。 <11/29・・・講演 ①カリスマ大家の空室対策 ②遺産相続> センチュリー相模大野8Fにてこの2部制による講演が、支部総務委員会(熊切総務委員長)によって開催されました。 タウンニュースの一面でのお知らせもあり、一般からの聴衆も参加されたようです。 第一部は「カリスマ大家」として名高い、埼玉の鈴木ゆり子さんを、第二部では、これもテレビなどでも活躍されている弁護士の大沢孝征先生をそれぞれ講師に迎え、熱く語って頂きました。 第一部の鈴木先生のおっしゃることはまさに身に染みるもので、自ら実践されておられる説得力に溢れるものでありました。 無類の愛情を注ぎ、そして感謝し学ばせて頂くという心の持ちようが色んなアイデアを生み、いろんな角度からの視点を生み出していく・・・つまり、本気でぶつかっていく基本を再確認させて頂いたと思います。 第二部では、おりしも発生した60年前の出産取り違え事件について、この場合の相続はどうなるか・・等の話を交えられ絶妙な語りで聴衆を惹きつけられておられました。 特に、世間では法定相続(均等相続)が基本であると考えているひとが多いけど、「遺言」があれば、これが最優先されるべきものである事(これこそ故人の遺志である)、そして遺留分や寄与分に関する事(奇しくも11/15の講演と類似したテーマでした)など興味深いものでした。 大沢先生の話の中で、戦前に行われていた家督相続とその基となる家族制度についてのご意見は、私も同感とするところでありました。 私見ではありますが・・・全てを「良し」とは言はない迄も、それなりに日本の風土・民族性などから生じた日本流のあり方だったと思っています。チョンマゲ・二本差しの時代から戦後までわずか77年、現在までだって高々150年弱、その間列強に追いつけ追い越せと官僚主義を徹底させてきたこの国に、所謂互いの「個」を尊重する民主主義がどうして身に付きましょうか。日本流の民主主義を生み出し会得するにはあまりにも時間がなさ過ぎたと思います。ですから、結局「黒船」と同様、今私たちが手にしている「民主主義」は外圧によって着せられた借り物で、何となく、いま「民主主義」という言葉を聞くとき心に響くものが感じられないのは私だけでしょうか? GHQ・マッカーサーが戦後処理において行った大改制は、勿論憲法改正が一番でしょうが、これと共に行った家族制度の廃止は日本にとって大きなものであったと思わざるを得ません。そのあとに続く「農地解放」・「財閥解体」とありますが、財閥解体なんぞはお化けのごとく今蘇り真っ盛り・・・。 いやいや済みません。話が違う方へ走って行ったようです。悪いクセです。なかなか治りません。 寒波もひとしお、肌身にしみいる候。インフルエンザの時期でもあります。皆様がつつがなく年の瀬をお過ごし下さいます様、お祈り申し上げます。 |
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<理事会> 日時:平成25年12月20日(金) 午後5時30分~ 場所:支部8階会議室 |
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【第78回 パソコン使いこなしA to Z】ご紹介 Part10 |
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パソコンについての基本的な豆知識のご紹介を続けています。
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■□バナー広告の募集■□ 当メールマガジンも おかげ様で好評に付き これからも 毎月発信して参りたいと思います。つきましては 今後もバナー広告を募集致しますのでお問い合わせをお待ちしております。 相模南事業協同組合 コミュニケーション事業部 ITチーム 大和興産(株) 大貫 真嗣 【ITチームリーダー】 ㈱東翔 池田 健博 【ITチーム】 事務局 林 晴美
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